2030年の島根かみあり国スポに向け、選手の育成体制のてこ入れを図ります。
島根県は、県内の高校における選手強化の指定競技数を大幅に増やすことを決めました。

島根県では、2030年の「島根かみあり国スポ」に向け、県内の特定の高校を「スポーツ推進重点校」に指定し、選手強化を図ってきました。
しかし2023年の国体では総合順位46位と低迷、目標の30位台に届かず、競技力向上が大きな課題となっています。
そこで、「スポーツ推進重点校」を「島根かみあり国スポ強化指定校」と改め、これまで44だった指定競技数を1.5倍の68に増やすことを決めました。
さらに、国スポ終了まで異動させることなく指定校に配置する「国スポ推進教員」についても7人から18人に増やします。
17日は、新たに認定された高校と教員も含め、すべての指定校と推進教員に石原恵利子副知事から認定証が手渡されました。

新たに指定教員に認定された松江工業高校バレー部・佐藤城監督
「まだまだ若い方の指導者だと思うので、より一層勉強することももちろんですけど、行動力が自分の持ち味ですので、新しい指導をしていけたら」

島根県スポーツ推進課競技力向上推進室・松本守正室長
「簡単な目標ではありませんが、現場の先生、選手、競技団体のみなさんと一緒になって取り組んでいきたい」

県は、2026年度までの国スポで、総合20位台を目指すとしています。

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