スポーツは夏の甲子園宮崎大会を前に…27日は宮崎北高校です。
前哨戦となる宮崎県選手権で快進撃を見せた北高ナイン、明るさと結束力で夢舞台をめざします。
宮崎北高校野球部には58人が所属。
取材日はあいにくの空模様でしたが、選手たちは大会に向けてトレーニングに励んでいました。
先月行われた県選手権では、強豪校を次々と破り準優勝の成績を収めました。
(山下陽向主将)
「(県選手権で)優勝するためには何かが足りなかったということなので、そこは1人1人が意識を高くレベルアップしないと優勝できない、夏に向けて全員気が引き締まっている。」
今大会は第6シードで甲子園を狙う宮崎北。
チームの中心は、エースの塚洸介投手とキャッチャー鈴木凛選手のバッテリーです。
塚投手の武器はメンタルの強さと球のキレ。県選手権では2試合連続で完封勝利を挙げました。
(塚洸介投手)
「(県選手権では)ランナーを出してもあまりあせることなくしっかり投げられて、ピンチでも冷静に投げられたことが大きかった。(今大会では)相手がしたいことをさせないピッチングができたらいいと思う。」
エースを巧みにリードするキャッチャーの鈴木選手は、ピッチャーのその日の調子で配球を組み立てます。
(鈴木凛選手)
「自分は私立校のキャッチャーと違って肩も強くないしバッティングも良くないけど、声だけは勝てると思うので誰よりも声を出して頑張っていきたい。(目標は)甲子園出場です。」
攻撃陣を引っ張るのは、去年から4番を打つ北川弘恭選手。
持ち前のミート力と勝負強いバッティングはチームの得点源です。
(北川弘恭選手)
「まず気持ちで負けないように気持ちで負けたら終わりだと思っているので、絶対打つという気持ちで打席に立っている。今まで北高が甲子園に出たことがないので、自分たちの代で甲子園に行って支えてくれた親たちにも恩返しができるようにみんなで甲子園に行きたい。」
指導する日高卓馬監督も選手たちの活躍に期待を寄せます。
(日高卓馬監督)
「見ていてわくわくするようなチームだなと思う。いつもベンチで見ていて次は何をしてくれるのかという楽しみがある。明るい雰囲気でやれていることがこのチームのいいところ、結束力がより強まっている。」
(山下陽向主将)
「どこが相手でも自分たちの野球をするだけだと思っているので、全員野球で一戦一戦優勝できるように頑張りたい。」
2005年の大会では決勝まで進んだ宮崎北高校。めざすは悲願の甲子園です。
「北高旋風巻き起こすぞ!オー!」
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