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【UEFA EURO 2024】オランダ代表 0−0 フランス代表(日本時間6月22日/ライプツィヒ・アレーナ)

 お手本のようなポストプレーからの華麗な攻撃だった。オランダ代表戦でフランス代表FWのマルキュス・テュラムが見事なヒールパスを見せると、MFアドリアン・ラビオからFWアントワーヌ・グリーズマンに繋がって決定機。しかし、惜しくもゴールには至らず、これにはファンも「なんでええええw」「テュラムうまくて草」と悲鳴を上げた。

【映像】完璧な流れ→フィニッシュだけ選択ミスの一部始終

 注目のシーンはゴールレスで迎えた14分だった。敵陣中央やや右の位置でラビオがボールを受けると、最前線のテュラムへ縦パスを入れる。テュラムは自慢のフィジカルを活かしてCBフィルジル・ファン・ダイクを背負って耐え、見事なヒールパスを後方に送り込むことに成功。このボールにラビオが後方から抜け出してゴール前でGKと1対1となったが、シュートではなく左側にいたグリーズマンへのパスを選択した。

 しかし、このパスがグリーズマンのやや後方にずれてしまいシュートを打つことができず。バランスを崩したグリーズマンは慌ててキックしたが失敗し、絶好のチャンスをゴールに繋げることができなかった。

 これにはABEMA視聴者も、「打てよーっ」「おいw」「なんでええええw」「テュラムうまい」「エゴが足りない」「ラビオなぜ」「なんでパスした」「グリーズマンも急にきてビックリだろ」などコメント欄は騒然となった。

 また、解説を務めた林陵平氏は「むしろラビオが打てましたよね自分で。テュラムもうまかったですね。アイデアがありました」とコメント。さらにリプレイ映像が流れると「より簡単に決められる方を選びましたかね。ラビオは少し身体からボールが離れたことで、グリーズマンを選択したって部分はありますね」と分析した。

 注目の強豪国対決は、0−0のまま試合終了。フランス代表は初戦で鼻を骨折した主将でエースのキリアン・エンバペを最後までベンチに置くなど、リスクを冒さなかった。

 UEFA EURO 2024のグループDは2試合を終えて勝ち抜けに決着が着いておらず、日本時間6月26日のグループステージ第3戦では、フランス代表がポーランド代表、オランダ代表がオーストリア代表と対戦する。

(ABEMA/UEFA EURO 2024)

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