抽選会で番号札を引く選手=さいたま市のソニックシティで

 7月11日から始まる第106回全国高校野球選手権埼玉県大会の組み合わせ抽選会が18日、さいたま市のソニックシティであった。夏の甲子園出場をかけ、連合チームを含む157校・142チームが出場。11日の開幕戦は所沢商-羽生実業・羽生第一・児玉・深谷の連合チームに決まった。  昨秋と今春の県大会で優勝した花咲徳栄は初戦、越谷東と対戦する。花咲徳栄の生田目奏主将(3年)は「優勝校として追われる立場。徳栄を倒しに他の高校も来ると思うので、気持ちで負けないように今までやってきたことを出し切りたい」と意気込んだ。  昨夏の選手権県大会優勝の浦和学院は、初戦で正智深谷と戦う。  開会式で選手宣誓を務めるのは、大会回数と同じ106番を引いた豊岡の片岡恭二郎主将(3年)。選手宣誓を引き当てたことについて「とても驚いている。緊張するが、人生で1回しかないと思うので楽しみたい」と笑顔で話した。  今大会では、勝利チームの校歌斉唱が1回戦から行われる。大会は県内の9球場であり、決勝は7月28日の予定。 (足立優作)


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