WBAフライ級世界戦に向け調整する桑原拓=16日、横浜市

世界ボクシング協会(WBA)フライ級3位の桑原拓(大橋)が16日、王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)に挑む世界戦(5月6日、東京ドーム)を前に横浜市の所属ジムで練習を公開し、「今までで一番仕上がっている。この状態をキープして試合に臨みたい」と充実ぶりをアピールした。

スピードが持ち味の29歳は今回が世界初挑戦。プロ14戦で唯一の黒星を喫したのがユーリ阿久井で、2021年7月の同級日本タイトル戦でTKO負けした雪辱を期す。

1月にユーリ阿久井が王座を獲得した世界戦はリングサイドで観戦。「相手をにらみつける目」が印象に残ったといい、「一度負けた相手に勝つ難しさはあるが、乗り越えて、夢である世界チャンピオンになる」と闘志を燃やした。

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