くじを引いた後、ボードに校名の札をかける選手=渋谷区の青山学院高等部で

 夏の甲子園出場をかけた、全国高校野球選手権東・西東京大会の組み合わせ抽選会が15日、東京都渋谷区の青山学院高等部であった。東大会には139校・127チーム(連合5チーム)、西大会には131校・124チーム(連合3チーム)が出場する。7月6日に神宮球場で東西合同の開会式があり、試合は翌7日から始まる。  東大会第1シードの帝京は、二郷ワタル選手(3年)がくじを引き「強い打力を見せつけて圧倒して優勝したい」と話した。春のセンバツ甲子園大会出場の関東一は、第4シード。高橋徹平主将(同)は「必ずまた甲子園に戻りたい」と力を込めた。  西大会第1シード・東海大菅生の宮本恭佑選手(同)は「打撃が売りのチーム。団結力を意識して全力を尽くす」と気を引き締めた。2連覇中の日大三は、ノーシードから3年連続の甲子園出場を目指す。昨夏は甲子園のアルプスで応援団長を務めた土井貴仙主将(同)は「一戦必勝で、目の前の大事な1試合に挑む」と語る。  特別支援学校として初の単独出場となる青鳥特別支援学校の白子悠樹主将(同)は「一生懸命やってまずは1勝したい」と話した。  開会式での選手宣誓は、今春の都大会で優勝した帝京の西崎桔平主将(同)が務める。日程が順調に進んだ場合、決勝は東大会が29日、西大会は28日に、いずれも神宮球場で実施される。(昆野夏子)  ◇   試合時間や球場は決まり次第、後日に改めてトーナメント表を掲載します。


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