能登半島地震で校舎やグラウンドに被害を受け、系列校がある山梨で練習を続けていた日本航空高校石川の野球部員。春の大会に向け、地元の輪島市に戻り練習を再開しました。
春のセンバツ高校野球大会で甲子園を湧かした航空石川ナイン。15日、約3か月半ぶりに部員42人が地元輪島市に戻り、慣れ親しんだグラウンドで練習を再開しました。
選手達は、オンラインで授業を受けながら地元・輪島で練習を続け、今月20日に始まる春の大会に臨むという事です。
寳田一慧主将:
「本当にさみしい思い悔しい思いもあったんですけどこうやって今このグラウンドで練習出来て本当に楽しい。センバツでの悔しさをしっかり夏の甲子園でしっかり勝ち上がることを目標にしているのでまず春の大会と夏の県大会でしっかり勝ち上がれるようにこれからも頑張っていきたいと思います。」
中村隆監督:
「地元の方々や石川県の高校野球で少しでも明るくというところは彼らも意識してやっている」
部員らは寮の空いたスペースで生活する予定ですがトイレや風呂は使えるものの一部で断水が続いていると言う事です。ひび割れたグラウンドは補修が終わり、選手達は午後からノックなどで汗を流しました。航空石川は今月27日に小松市立と対戦します。
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