【ラマラ共同】パレスチナ・オリンピック委員会のジブリル・ラジューブ会長は12日、来月開幕するパリ五輪にパレスチナが参加するのは「歴史的な瞬間になる」と述べ、五輪をパレスチナ自治区ガザでの停戦を呼びかける場にする意向を示した。ガザ出身の選手3人の出場が見込まれているという。ヨルダン川西岸ラマラで記者会見した。  ラジューブ氏は、パレスチナ代表として少なくとも6~8人の選手が出場する見通しを示した。ガザから出場見込みの選手のうち、既に男性1人が域外に逃れた。  ラジューブ氏によると昨年10月の戦闘開始以降、ガザで多くのスポーツ施設が破壊され、300人以上のアスリートなどが死亡した。


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