大相撲で二所ノ関部屋から1日付で独立した中村親方(元関脇嘉風)が12日、東京都墨田区で中村部屋の新設に伴う神事に臨み「気持ちが引き締まった。伝統は残しつつ、自分の色も出し、弟子とともに相撲道にまい進していく」と語った。  4月に閉鎖した陸奥部屋の建物を使用し、本格的な稽古開始は17日ごろに予定している。親方は相撲以外のイベントで右膝などを負傷して現役を引退。37歳まで土俵に上がり「中村部屋の力士は体が強いと言われたい。そのためならやり方はいくらでも変えていく」と話した。  二所ノ関部屋から転籍し、名古屋場所で新十両の嘉陽は「早く稽古がしたくてうずうずしている」と笑顔だった。


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