第20回アジア競技大会のマスコットに決まった中川義千さん制作のデザイン※2024年6月11日、荒川基従収集

 愛知県で2026年に開かれる第20回アジア競技大会の公式マスコットのデザインが11日、アスリートの熱い思いを表現したグラフィックデザイナー、中川義千(よしゆき)さん(50)=同県長久手市在住=の作品に決まった。名前は7月に発表される予定。

 アスリートが競技に挑む時の強い目力を大きな目で表現。目の赤い縁取りは愛知、名古屋が生んだ数々の傾奇(かぶき)者(もの)を、顔の両サイドはシャチホコを表しているという。中川さんは愛知県庁で行われた発表イベントで「世界中から訪れた人たちに、伝統芸能・文化で重要なことがあった地域であることをPRしようと考えた」と話した。【荒川基従】

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