サッカーアルビレックス新潟は6月9日、YBCルヴァンカップ・プレーオフラウンド第2戦でV・ファーレン長崎と対戦。総力戦で戦い抜いたアルビは9年ぶりのベスト8進出を決めました。
前節から中3日で敵地に乗り込み、V・ファーレン長崎と対戦したアルビ。
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「2戦目というよりは、初戦のつもりでしっかり戦うことが大事だと思う」
6月5日に行われた第1戦から両チーム、スタメンを大きく入れ替え、ベスト8進出をかけて激突しました。第1戦で勝利しているアルビは引き分け以上でベスト8進出が決まります。
しかし、序盤から強力な外国人FWを擁する長崎の猛攻に苦しむ時間が続きます。
雨が強まり、ピッチコンディションも悪くなる中、両者無得点で迎えた後半5分には、サイドを崩されピンチに。しかし、ここは阿部・遠藤などの守備陣が体を張って守ります。
その後は谷口がドリブルから切り込みシュートを放つなどチャンスをつくるアルビでしたが、後半26分、相手のクロスからオウンゴールで失点してしまいます。
この6分後にもカウンターから再び攻め込まれシュートを決められますが、ここはオフサイドの判定に助けられます。
1点を追うアルビは後半35分でした。秋山の質の高いクロスに頭で合わせたのは長倉!
第1戦で決勝ゴールを挙げた長倉のゴールで同点に追いつきます。
【アルビ 長倉幹樹 選手】
「いいボールが来たので、枠に飛ばせてよかった」
最後まで守護神・阿部を中心に長崎の猛攻に耐えたアルビ。2戦合計3ー2となり、9年ぶりのベスト8進出を決めました。
【アルビ 松橋力蔵 監督】
「できるメンバーが今この連戦、本当に苦しいと思うが、大きな成長を見せてくれていると思うし、チームの力になってくれている。最大限のパフォーマンスを表現できている選手を誇りに思う」
8クラブで争われる準々決勝は9月4日と8日に行われ、組み合わせは7月2日の抽選会で決まります。
【アルビ 長倉幹樹 選手】
「てっぺん取れるよう頑張ります!」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。