日本スポーツ協会は5日、今後の国民スポーツ大会の在り方を考える有識者会議の設置を決定しました。
国民スポーツ大会は、日本で毎年開催されるスポーツの祭典で、開催地は各都道府県が持ちまわる形式で開かれています。2024年までは「国民体育大会」と呼ばれていました。
これまで国民スポーツ大会は、開催する都道府県の財政負担や、世界的に活躍する選手の参加が難しいという問題などで、大会の廃止を含めた改革を求める声があがっていました。
今後有識者会議はスポーツ界に限らず20〜30名程度のメンバーで行い、8月終わりから9月ごろに第1回を、その後3〜4回の会議を開催し、今年度中に改革の取りまとめをしていく予定となっています。

遠藤会長は「国民スポーツ大会をもっとインパクトのあるものにして盛り上げたい、もっと国民が参加できる国民スポーツ大会にしたい」と話し、「みんなが楽しむことで利益を得て、それをスポーツのために還元するといった発想の転換をする必要がある。ご協力よろしくお願いします」と国民スポーツ大会の発展・改革への協力を呼びかけました。

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