ぶつかり稽古を行う大の里（左）＝茨城県阿見町の二所ノ関部屋

　大相撲夏場所で幕下付け出しから所要７場所での最速初優勝を遂げた小結大の里が５日、茨城県阿見町の二所ノ関部屋で稽古し、新関脇昇進が確実な名古屋場所（７月１４日初日・ドルフィンズアリーナ）に向け「優勝の余韻はもう終わり。エンジンをかけてやっていく」と精悍な表情で語った。 　稽古は４日に再開。相撲は取らず、四股やすり足、てっぽうで汗を流し、ぶつかり稽古もこなした。夏場所の成績は１２勝３敗で「自分の弱点を突かれ、反省の多い負け方をした。６月は巡業がないので、基礎運動を忠実にやりたい」とさらなるレベルアップを期した。 　１日付で幕内友風ら８人が中村部屋に転籍し、１７人で新たなスタートを切った。


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