7月26日に開幕するパリ五輪の聖火の採火式は16日、古代五輪発祥の地、ギリシャ西部のオリンピア遺跡で行われる。15日は青空の下でリハーサルを行い、太陽光から予備の火を採った。
リハーサルはヘラ神殿跡で本番とほぼ同じ時間帯に行われ、黒と白のツートンカラーに一新された衣装をまとった巫女役の女性らが式典の流れを確認した。火をともすと周囲で見守った多くの観光客らから大歓声が起きた。
聖火の第1走者は2021年の東京五輪ローイング(旧ボート競技)男子シングルスカル金メダリストのステファノス・ドゥスコス(ギリシャ)が務め、ギリシャ国内のリレーがスタート。26日にアテネでパリ五輪組織委員会に引き渡され、帆船でフランスへ向かってセーリング会場のマルセイユまで運ぶ。(共同)
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