開幕まで2カ月を切ったパリオリンピックの話題です。マラソン日本代表の前田穂南選手が6月2日、岡山市で練習を公開。8月の本番に向け調整は順調に進んでいるようです。

(天満屋女子陸上競技部 前田穂南選手)
「(パリは)起伏のあるコースで過酷なレースになると思うので、しっかり足づくりをして準備し、良い状態でスタートラインに立ちたい」

パリのコースに対応した新しいシューズを履いて練習に励む天満屋女子陸上競技部の前田穂南選手。日本記録を更新した2024年1月の大阪国際女子マラソン以降は休養し、4月から本格的に練習を始めました。

国内のクロスカントリーのコースを走りこむなど、徐々に走るための体づくりを行っています。

(前田穂南選手)
「私の走りでしっかり元気や勇気を与えられたら良いなと思う」

天満屋の選手としては初めてとなる2回目のオリンピックの舞台。3年前は新型コロナによる制限などで準備が難しかったと言いますが、武冨豊専任コーチは、今回はより自然体で練習に臨めていて、調整は順調にこなせていると話します。

(天満屋女子陸上競技部 武冨豊専任コーチ)
「1回目の五輪より、前田自身がすごく楽しめるような心境になってくれている」

6月中旬からアメリカで高地トレーニングに励み、そのままパリへと向かう予定の前田選手。2日は岡山市で開かれた激励会に参加し、約300人の支援者らを前にパリへの意気込みを語りました。

(前田穂南選手)
「元気な状態でスタートラインに立って パリのコースを駆け抜けたい。応援よろしくお願いします」

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