武居由樹(今野顕撮影)

世界ボクシング機構(WBO)バンタム級タイトルマッチ(5月6日、東京ドーム)で、王者のジェーソン・モロニー(オーストラリア)に挑戦する同級5位の武居由樹(大橋)が15日、横浜市の所属ジムで練習を公開し、「しっかりと倒して絶対にベルトを取りたい」と必勝を誓った。

格闘技のK-1元スーパーバンタム級王者の27歳は、8戦全勝全KOのパーフェクトレコードを維持して初の世界戦にこぎつけた。パンチ力には絶対の自信を持ち、所属ジムの大橋秀行会長は「不利と思われているようだが、一発で終わらせるパンチで下馬評を覆してほしい」と述べた。

練習では軽快なシャドーや力感のあるサンドバッグ打ちをみせ、調整が順調にいっていることをうかがわせた。「会場は東京ドームの大舞台で相手も強い。気を抜いてリングに上がったら倒されるので、危機感を持って戦いたい」と表情を引き締めていた。

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