春の高校野球岩手県大会は5月26日に決勝戦と3位決定戦が行われ、決勝は花巻東が盛大附属に勝ち、6連覇を達成しました。
決勝は大会6連覇を狙う花巻東と、2023年の秋の大会で花巻東を破った盛大附属との顔合わせになりました。
序盤は両チームの先発が相手打線を抑えます。
盛大附属の先発は3年生の柴田が、ランナーを出しながらも後続を打ち取り5回まで3塁を踏ませません。
一方、今大会3試合連続で無失点の花巻東は、田崎が今大会初先発。立ち上がりから変化球を効果的に使い、安定した投球を見せます。
最初にチャンスを作ったのは盛大附属でした。
フォアボールとヒットで2アウト2塁3塁のチャンスで、しかしここは花巻東の田崎が踏ん張り得点を許しません。
ゲームが動いたのは6回でした。
花巻東は2アウト2塁3塁の場面で、4番の藤原がレフト線への2点タイムリーヒットで花巻東が先制します。
7回にも1点を追加した花巻東が、投げては先発の田崎が11個の三振を奪い完封。
花巻東が今大会無失点で春の県大会6連覇を達成しました。
花巻東 佐々木洋監督
「全てのゲームを0できたというのは、今大会大きかったと思います」
花巻東(3年)村上太一主将
「東北大会で一つでも多くの試合をして、夏絶対に甲子園に出るんだという気持ちで日々の練習から頑張っていきたい」
また、3位決定戦は大船渡と水沢商業が対戦しました。
7回に3点を先制し、その後も得点を重ねた大船渡が粘る水沢商業を振り切り、5対2で勝利しています。
花巻東と盛大附属は6月14日から宮城県で行われる東北大会に出場します。
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