女子サッカー、なでしこリーグ2部の岡山ダービーです。湯郷ベルと吉備国際大学シャルムの試合が5月26日、美作市で行われました。

(長尾龍希アナウンサー)
「なでしこリーグ2部はシーズン後半戦です。現在首位の「岡山湯郷ベル」対8位の「吉備国際大学シャルム岡山高梁」。岡山ダービーが始まります」

(岡山湯郷ベルのサポーター)
「今年は攻撃もすごいし守備も頑張っているので圧勝してほしい」

(吉備国際大学シャルム岡山高梁のサポーター)
「負けないように、できれば勝ってほしい」

3月に行われた前回の岡山ダービーは湯郷ベルが5対0で快勝しましたが、今回はシャルムが粘りを見せました。

キャプテン横山を中心とした湯郷ベルの攻撃を、シャルムは複数人で対応するディフェンスで防ぎます。攻撃ではその守備からのカウンターで、エースの西村が積極的にゴールを狙います。

両チームなかなか得点を奪えず、0対0のまま進んだ後半31分。均衡が破れます。

シャルムの選手の足に当たって高く弾かれたボールに走りこんだのは横山。頭で合わせたこのシュートが決勝点となり、湯郷ベルが1対0で2024シーズン2度目の岡山ダービーを制しました。

(岡山湯郷ベル 横山久美主将)
「そう簡単にゴールが取れなくなることもチームとして話が出ていたので、1対0だが、とにかく勝てて良かった。自分たちが結果を出すことによってたくさんの人たちが見てくれると思う。女子サッカーで岡山を盛り上げるという気持ちでやっていかないといけない」

(吉備国際大シャルム岡山高梁 加戸由佳主将)
「シャルムらしさ、全員で守って全員で攻撃して、それで勝って、勝ち点を積み上げていきたい」

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。