岡山県高校総体の卓球・シングルスが5月25日に笠岡市で行われ、男女ともに今大会、注目の選手が圧巻の戦いを見せました。

卓球・シングルスは女子226人、男子548人が出場。最後は男女とも、上位6人によるリーグ戦で優勝を争います。

女子の注目は、岡山市の山陽学園2年の面手凛(16)。卓球Tリーグ・木下アビエル神奈川で2023-24シーズン、シングルスで1勝を挙げ、1月の全日本選手権ジュニアの部では準優勝するなど力をつけてきました。

県総体で面手はこれまでの試合を全勝し、迎えた最後の試合、相手は山陽学園1年の樋口美空です。

面手は樋口に第1セットを奪われ、リードを許す展開に。「少し焦ったが、我慢して戦えた」という面手は粘り強く戦って逆転勝利を収め、全勝でシングルス2連覇を達成しました。

(2連覇達成 山陽学園2年 面手凛選手)
「何度も苦しい試合があった。そんな中で、自分のプレーをして優勝することができて良かった。全国大会では日本一を取れるように頑張りたい」

男子の注目は関西2年のサウスポー、岸本漣斗(16)。2023年10月にはTリーグ、岡山リベッツと契約を結び話題となりました。

これまで全勝の岸本は最後の試合で2023年に優勝した先輩、関西3年の金光凌佑と対戦しました。2023年は気持ちの弱さで5位に終わりましたが、この1年で強くなったという岸本。金光に第3セットこそ奪われたものの、崩れることなくセットカウント3対1で勝利を収め、全勝でシングルス初優勝を飾りました。

(関西2年 岸本漣斗選手)
「去年負けていたので、今年はリベンジを果たすことができて、うれしい。(全国大会は)自分から思い切って向かっていく姿勢で戦っていきたい」

卓球・シングルスは、上位4人が8月の北部九州インターハイに出場。女子は山陽学園の面手、西川、樋口、齋木が、男子は関西の岸本、金光、福島、大西が全国に駒を進めました。

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