パリ五輪バドミントン女子ダブルスの日本代表に選ばれた北都銀行の永原和可那・松本麻佑の「ナガマツペア」が22日、秋田県庁で会見を開き、「成長した姿を見せ、メダルを秋田に持ち帰りたい」と抱負を語った。
22日午後、秋田県庁で大勢の職員の出迎えを受けたナガマツペア。2大会連続となる五輪代表内定から一夜明け、秋田での記者会見に臨んだ。
北都銀行・松本麻佑選手:
「秋田の皆さんが自分たちの結果をすごく知ってくれている。たくさん『おめでとう』という声をかけてもらい、私たちを知って応援してくれることが一番私たちの力になる。そのおかげで、秋田の地で自分たちは強くなれているのかなと思っている」
北都銀行・永原和可那選手:
「東京五輪で自分たちの力を出せなかった一番の原因は、精神的な部分だと思っている。そこをしっかりと安定させて、毎回いいプレーができるようにと心掛けてここまでやってきた。3年間でどれだけ自分たちが成長できたかという姿を見せるためにやってきたので、パリの舞台でそれを発揮したい」
東京五輪で悔しい思いをしたナガマツペア。ペアを継続する中で、試合中に緊張感を維持するようコミュニケーションを図るなど、精神面での成長が見られたと話す。1月のインドオープンで優勝し、ライバルペアを逆転する形で代表の座を勝ち取った。
北都銀行・永原和可那選手:
「苦しい状態でも2人で常にコミュニケーションをとるようにして、2人の絆も高まっていった。2人の気持ちが最後まで諦めず、ずっと2人で一緒に頑張ってきたというのが、乗り越えられたところかなと思っている」
北都銀行・松本麻佑選手:
「五輪に出るからには『絶対にメダルを持って秋田県に帰ってきたい』という気持ちがすごく強い。メダル獲得を目指し、2人で頑張っていきたい」
会見終了後、ナガマツペアは佐竹知事と面会し、オリンピックでの奮闘を誓った。
北都銀行・松本麻佑選手:
「大会まで2カ月という短い期間で自分たちのパフォーマンスの向上を目指さなければいけないので、応援してほしい」
北都銀行・永原和可那選手:
「パリで悔しさを晴らし、秋田の皆さんと一緒に笑って終われるような大会にしたい」
佐竹知事は「体調管理に気を付けて頑張ってください」とエールを送った。
佐竹知事:
「バドミントンはハラハラする。フランスだから、うまいものを食べて頑張ってほしい」
2人は、オリンピックのシード争いを兼ねたシンガポールオープンに向けて、24日まで県内で調整を続けることにしている。
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