パリ・オリンピック男子マラソン代表の赤崎暁(あきら)選手(26)=九電工=が21日、福岡市博多区の博多の森陸上競技場で練習を公開した。初の五輪に「夢であった舞台に立てるのはうれしい。人生のすべてをかける思いで臨みたい」と意気込みを語った。
この日は午前の勤務後、午後から競技場入り。400メートルトラックの外周を1キロ4分10秒ほどのペースで30分ほど走った。
パリ五輪のコースは「五輪史上最難関」と言われ、起伏が激しく、石畳の路面もある。対策として坂道での効率の良い走り方を意識した練習に取り組み、「我慢して仕掛けどころを見つけたい」とラストスパートのスピードを磨いているという。今後は大分県内で練習後、岐阜県や長野県で合宿してパリ入りする予定。
赤崎選手は熊本県出身。2023年10月にあったパリ五輪の日本代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で2位に入り、初めての五輪代表入りを決めた。【池田真由香、長岡健太郎】
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