帰国後に取材に応じる三浦知良選手=東京都大田区の羽田空港で2024年5月21日、高野裕士撮影

 サッカー元日本代表で、ポルトガル2部リーグのオリベイレンセでプレーしたFW三浦知良選手(57)が21日、シーズンを終えて帰国した。羽田空港で取材に応じ、今後について国内復帰も視野に入れている考えを明らかにした。

 三浦選手は昨年2月に横浜FCから期限付きでオリベイレンセに移籍し、今季は2シーズン目を終えた。プロ40年目を迎える来季も同じチームでプレーするかどうかについては「可能性は低いと思う」と話した。

 今後は日本でプレーすることも選択肢にあるとしながらも「自分がどこでどういう生活をして、サッカーをしながら幸せになれるかがすごく大事。しっかり休んでから考えたい」と述べるにとどめた。

 今季はリーグ戦5試合に出場して無得点。チームも残留争いをする苦しいシーズンだった。三浦選手は「(結果を出せず)悔しさは常にあったが、それも含めて挑戦的に戦えることに幸せを感じた。次こそは勝利と自分のゴールを届けられるようにしたい」と現役続行に意欲を見せた。【高野裕士】

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