バスケットボールB3リーグのトライフープ岡山の運営会社は、岡山市に本社を置く大手学生服メーカー、菅公学生服にすべての株式を譲渡したことを明らかにしました。クラブの経営力を強化し、2026年から再編される新しいリーグに参入することを目指します。

トライフープ岡山の運営会社の中島聡社長と、菅公学生服の尾崎茂社長が5月20日に会見し、明らかにしました。中島社長ら経営陣3人が保有する全ての株式を4月18日付けで菅公学生服に譲渡したということです。

Bリーグはさ来年に始まるシーズンからリーグを再編し、売り上げや観客数などに応じて、チームを3つのカテゴリーに分けます。トライフープは現在のB2に相当する「BリーグONE」への参入を目指しています。

(トライフープ岡山運営会社 中島聡社長)
「自分たちだけでは伸び悩む時期になってきたと感じていた。その中で大きな改革をしないと、さらに発展をしていくには必要なのではないかとこのような決断をした。」

(菅公学生服 尾崎茂社長)
「市民・県民のクラブであるということを一番大事にしていかないといけない。その上で子供たちがバスケで目標を持って頑張る姿を応援するという社の理念と合致する運営をしていければ。」

新しい経営体制は現在の体制を維持し、菅公学生服から新たに担当役員2人を派遣してコンプライアンスを強化するということです。

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