サッカーJ2・モンテディオ山形は18日、秋田とのダービー「奥羽本戦」に臨む。勝利のカギになるのはセットプレーへの対応。
ここ4試合勝利がなく現在16位と波に乗れない状況が続いている山形。苦しいチームを後押ししようと、15日の公開練習には多くのサポーターが詰め掛けていた。
(サポーター・天童市から)
「負けている中大変だろうけど応援したい」
(サポーター・村山市から)
「とにか頑張ってほしい一生懸命応援するだけ」
(サポーター・山形市から)
「失点はいつもセットプレーから同じようにやられてしまう。そういった所を重点的に練習してほしい」
(サポーター・山形市から)
「サイドから攻めてクロスをあげて決めるのがモンテのスタイル。そういった所をどんどん出してもらえたらサポーターもワクワクできる」
15日の公開練習では、現在13位の秋田とのダービー「奥羽本戦」のカギとなるセカンドボール、こぼれ球への対応を確認していた。
(モンテディオ山形・渡邉晋監督)
「秋田はどんどん前線にボールを送り込んできてそのセカンドボールを拾うことを強みにしているチーム。そういった所に対するアラートを増すため、きょうのようなトレーニングの中で意識を高める狙いはあった」
(MF8小西雄大選手)
「最初の競り合いも重要だが、セカンドボールの予測やボランチだけではなく前の選手も全員が拾う意識は大事になってくる」
もう1つ、秋田の警戒すべきポイントはセットプレー。秋田は今シーズン全16ゴール中10ゴールがセットプレーの流れから挙げている。一方で、山形はここまでの19失点中7点がセットプレーの流れから取られていて、セットプレーで失点しないことが勝利には不可欠。J2での秋田との通算対戦成績は4勝2分け。これまで一度も負けたことがない相手だけに、しっかり勝って上位浮上のきっかけを掴みたいところ。
(DF4西村慧祐選手)
「競り合いの所とそのこぼれ球と秋田はセットプレーが武器だと思うので大事になってくる。隣県だがしっかり勝って上昇していきたい」
秋田との奥羽本戦は今月18日、ホームで午後2時キックオフ。試合の模様はさくらんぼテレビで生中継する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。