東京で開催される陸上世界選手権の大会ロゴを手にする中川亮さん=13日、東京・国立競技場

 来年9月に東京で開催される陸上世界選手権の大会ロゴが13日、会場となる東京・国立競技場で発表された。陸上トラックのレーンをモチーフとしたストライプと日の丸で東京の「TYO」を扇形の中に表した。大阪府出身のデザイナー、中川亮さんは「陸上の持つより速く、高く、遠くへというイメージを表現した」と述べた。  応募総数368点の中から、黒、金、赤の3色を用いて世界中の人々が東京とつながるという願いが込められた作品が選ばれた。女子やり投げで昨年の世界選手権を制したパリ五輪代表の北口榛花は「日本と陸上を象徴する素晴らしいロゴ。身が引き締まる気持ちになった」と自国開催の舞台を見据えた。


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