女子決勝 中村遥香の平均台=高崎アリーナ(福島範和撮影)

体操のパリ五輪代表2次選考会を兼ねる個人総合の全日本選手権第3日は13日、群馬県の高崎アリーナで女子決勝が行われ、昨年世界ジュニア選手権を制した15歳の中村遥香(なんばク)が、ともに昨年の世界選手権代表だった宮田笙子(順大)、岸里奈(戸田市SC)に次ぐ3位に入った。予選2位だった新星は、得意の平均台で14・100の高得点をマーク。「今年の一番の目標はパリ五輪出場。そこに一歩近づけたのではないか」と力強く話した。

緊張する舞台で大きなミスなく演じたが、「攻めた演技ができなかったのは課題」とも。5月のNHK杯では、段違い平行棒で難度を上げる考えがあることも明かした。

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