宮城県大崎市が運営する放牧場では、畜産農家から預かった牛を牧草地で育てる放牧が5月10日から始まりました。放牧は11月上旬まで続くということです。
牛の放牧が始まったのは、大崎市鳴子温泉鬼首地区の禿岳のふもとに広がる市営の鳴子放牧場です。
10日は午前7時半ごろから、畜産農家が繁殖用に飼育している黒毛和種のメスが運び込まれました。暑さに弱い牛は夏場に涼しい高原で過ごすことで、健康増進や繁殖力が増すとされています。
畜産農家
「安全に過ごしてもらって、出産のときに足腰が強く健康的な子牛が産めるような状態で帰って来てもらえればいいなと思ってます」
この放牧場では、45頭ほどの牛を今シーズン受け入れる計画で、放牧は11月上旬まで続くということです。
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