同級生からのいじめを訴える日記に「花丸」をつけた担任の教師らを相手取り、名古屋市の私立「椙山女学園大学附属小学校」の児童と父親が、損害賠償を求める訴えを起こしました。

 千種区の椙山女学園大学附属小学校6年の女子児童とその父親は、同級生からのいじめに適切な対応を怠ったなどとして、学校の運営法人や担任の教師らに対し、合わせて660万円の損害賠償を求める訴えを2024年4月22日、名古屋地裁に起こしました。

 女子児童が2023年9月にいじめを訴える日記を提出したところ、担任の教師に「花丸」をつけられ返却されたほか、いじめの加害者と決めつけられて不登校になったということです。

 児童の父親は9日、記者会見し「わからないという回答ばかりで、話をしても進まず、子供もどんどん不登校が進んでしまった。最低限放置しないでほしい」などと話しました。

 訴えに対して、学校法人椙山女学園は「訴状が届いていないのでコメントできない」としています。

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