2024年3月、福島県郡山市の県道で72歳の女性を車ではねて死亡させ、過失運転致死の罪に問われている男の初公判が開かれ、検察側は禁錮2年を求刑した。
福島地方裁判所郡山支部で開かれた初公判で、被告の男は「間違いありません」と起訴内容を認めた上で、「被害者には取り返しのつかない事をしてしまった。深く反省しています」と述べた。
検察側は「安全確認が不十分で、過失の程度は重大」と指摘。「臨場した警察官に衝突したことを認識していたのにも関わらず、元々倒れていたと嘘を付いたことは悪質」として、禁錮2年を求刑した。
一方、弁護側は「現場は十分な明るさがなく、被害者は暗い服を着用していて、確認は困難だった」と主張。「事故をなかなか言い出せなかったが、逃走した訳ではない」として、執行猶予付きの判決を求めた。
判決は5月27日に言い渡される。
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