春の叙勲で大綬章を受章した人たちの親授式が皇居で行われ、天皇陛下が勲章を手渡された。

親授式は宮殿・松の間で行われ、陛下は、岸田首相から勲章を受け取ると、今回最高位の桐花大綬章の大谷直人前最高裁長官(71)や、日本銀行の前総裁で瑞宝大綬章の黒田東彦さん(79)など、受章者1人ひとりに手渡された。

陛下は、「長年、それぞれの務めに励まれ、国や社会のために、また人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」と祝福し、外国人受章者には英語で感謝を伝えられた。

また、受章者に歩み寄り、「お体に気をつけて」などと1人ひとりに声をかけられた。

このあと、受章者は勲章を身に着け、宮殿の前で記念撮影に臨んだ。

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