5月5日に家族に登山に行くと伝え、行方がわからなくなっていた静岡市に住む75歳の男性が8日午後、川根本町の山で発見されましたが、その場で死亡が確認されました。

警察によりますと、静岡市葵区の75歳の男性は5月5日午前8時頃、家族に登山に行く旨を書いたメモを置いて出かけ、行方がわからなくなっていました。

男性が6日になっても帰宅しなかったことから、家族が警察に届け出ていました。

警察と消防はのべ70人態勢で捜索活動を続けてきましたが、8日午後0時頃、川根本町の大札山で山道から外れた山中に倒れている男性を発見し、現場で死亡が確認されました。

遺体の傷などから滑落した可能性があるということです。

一方、4月27日静岡市葵区の南アルプス間ノ岳方面に登山に行くと言って出かけていた神奈川県の49歳の男性は、8日午前、捜索中の山梨県警のヘリコプターによって熊の平小屋付近で発見され、静岡市消防ヘリによって救助されました。

脱水症状があるものの命に別条はないということです。

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