県内で山林火災が多発していることを受け、8日、森林・林業などの関係団体が集まり、緊急の連絡会議が開かれた。

県によると、今年県内の民有林での火災は18件と、すでに去年1年間の11件を超え、異例の速いペースで発生している。
これを受け県は初めての取り組みとして、5月8日から5月末までを「特別警戒期間」とし、山林火災を防ぐため対策を強化していく。

<会議で確認した重点啓発事項>
1)枯れ草などがある場所ではたき火をしないこと
2)強風時、乾燥時にはたき火・火入れをしないこと
3)たばこは指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消し、投げ捨てをしないこと

(県農林水産部・星里香子部長)
「日ごろ気をつけていると思うが、さらにもう一段気配りしてもらい、山の中では火を出さない・使わないという気持ちで」

特別警戒期間では、ラジオでの県民への呼びかけや、広報車による巡回活動、森林パトロールなどが強化されます。

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