緊急走行する覆面パトカーを装った乗用車で赤信号の交差点に進入し、タクシーと衝突してけがをさせたとして、福岡県警中央署は8日、長崎市西町、会社員、本村陸(24)と、北九州市八幡西区御開1、会社員、仰木康汰(25)の両容疑者を自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は2月17日未明、福岡市中央区天神2の交差点で、サイレンを鳴らして赤色回転灯を点灯させ、交差点に進入。左から来たタクシーの運転手と客の計4人にけがをさせたとしている。
同署によると、2人は事故直後に「警察官の職務質問を見物したかった」と話しており、前方を走っていたパトカーを追いかけていたとみて捜査している。【栗栖由喜】
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