大阪府八尾市の職員が自営業の男らに斎場利用者の住所などを漏らし、現金およそ40万円を受け取った疑いで逮捕されました。
加重収賄の疑いなどで逮捕されたのは、大阪府八尾市の職員・西川雅昭容疑者(59)です。
■斎場の「利用者情報」を提供する見返りに「40万円」受け取った疑い
西川容疑者は、おととし10月から複数回にわたり、東大阪市の葬儀関連商品販売業・木下昌宏容疑者(61)ら2人に、市が運営する斎場を利用した人の名前や住所を漏らし、その見返りとして、現金およそ40万円を受け取った疑いが持たれています。
■「火葬許可証」記載の情報 別の書類に転記 路上で手渡す
警察によると、西川容疑者は遺体を火葬する際に必要な「火葬許可証」に記載されている情報を別の書類に転記し、木下容疑者らに八尾市内の路上で手渡していたということです。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、余罪についても捜査しています。
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