2024年4月、宮城県塩釜市の事務所に侵入し、現金345万円などが入った金庫を盗んだとして、31歳の建設作業員の男が逮捕されました。

建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、大崎市に住む建設作業員の男(31)です。

警察によりますと、男は2024年4月1日夜から翌日の4月2日午前までの間、塩釜市にある事務所に侵入し、現金345万円のほか預金通帳や手提げバッグなど十数点が入った金庫を盗んだ疑いが持たれています。4月2日に出勤した従業員が被害に気付き、警察に通報しました。

警察によりますと、被害にあった事務所は5階建て建物の2階にあり、事件当時、周囲には工事をするための足場が組まれていたということです。
事務所の窓ガラスは割られておらず、警察は男が足場をつたって2階まで上り、窓から侵入した可能性があるとみています。

警察の調べに対して、男は「金がほしくてやった」と容疑を認めているということです。

男は2021年4月、栗原市内の自動車販売店に侵入し、現金などを盗んだとして逮捕・起訴されています。また、2019年から県北を中心に、夜間に事務所などに侵入して現金を盗む窃盗事件が相次いでいて、警察は関連を調べています。

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