栃木県で夫婦の焼かれた遺体が見つかった事件で、夫婦の娘の内縁の夫が、暴行の現場とされる空き家を下見していたとみられることがわかった。
那須町で4月、宝島龍太郎さん(55)と妻・幸子さん(56)の遺体が見つかった事件で、警視庁は新たに、宝島さん夫妻の娘の内縁の夫・関根誠端容疑者(32)を遺体損壊の疑いで逮捕した。
宝島さんは、事件の前の日に、店の「物件探し」のため、関根容疑者らと品川区に向かい、その後訪れた近くの空き家で、すでに逮捕されている実行役の2人に暴行を受けたとみられている。
その後の取材で、関根容疑者も自身の車で、この空き家周辺を訪れていたとみられることが新たにわかった。
警視庁は、この車を押収していて、関根容疑者が現場の下見をしていたとみている。
調べに対して、関根容疑者は「空き家の中には入っていない」と説明していて、警視庁は供述の裏づけを進めるとともに、関根容疑者が犯行を計画した可能性があるとみて調べている。
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