北アルプス奥穂高岳で身元不明の遺体が発見されました。
警察によりますと、6日午後1時半過ぎ、北アルプス奥穂高岳のコブ沢下部(標高約2300メートル)で県警ヘリが沢の中で倒れている遺体を発見し、午後2時過ぎに収容しました。
発見場所は急峻な斜面で、滑落した可能性もあるということです。
遺体は20から30代の男性で黒色の長袖、灰色の長ズボン、黒色の登山靴、白色のヘルメットを身に着けていました。
現在、身元を確認しています。
北アルプス穂高連峰では、単独で登山をしていた山梨県西桂町の会社員の33歳男性が行方不明になっています。
男性は5月3日から4日の予定で奥穂高岳などに入山する予定でしたが、5日になっても帰宅せず、家族から午後8時半ころ、警察に通報があり、捜索していました。
連休後半、遭難が相次いでおり、長野県警は体力・技量にあった計画作りや体調管理のほか、防寒具などの装備、慎重な天候判断などを呼びかけています。
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