宝塚歌劇団で死亡した劇団員が所属していた「宙組」が、ことし6月に公演を再開することが決まりました。

宝塚歌劇団では「宙組」に所属していた劇団員の女性が(当時25)が去年9月死亡しているのが見つかりました。自殺とみられています。

劇団は当初、いじめやパワハラはなかったとしていましたが、遺族が提示した証拠などから、先月、上級生らによる複数のパワハラについて大筋で認めたうえで再発防止に努めると表明し、遺族と合意に達しました。

女性の死亡以降、「宙組」は全ての公演を中止していましたが、宝塚大劇場でことし6月20日に始まる特別公演「Le Grand Escalier」から公演を再開すると発表しました。

公演は芝居のみでショーは実施されないということです。

宝塚歌劇団は「安心・安全に舞台に立てる態勢づくりに努めて参ります」とコメントしています。

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