ゴールデンウイーク(GW)の風物詩「ザよこはまパレード(国際仮装行列)」が3日、横浜市中区の山下公園前を出発点に行われた。今年は「国際性」をテーマに、56団体約2300人が街中を練り歩いた。集まった沿道の人たちは、パレードが披露する陽気な音楽やダンスを楽しんでいた。
横浜商工会議所、神奈川県、市でつくる実行委が主催。横浜開港を祝う目的で1953年6月2日から始まり、近年はGWに毎年開催している。オープニングセレモニーでは、会議所の上野孝会頭が「未来を明るく開く思いも込められているので、ぜひ楽しんでほしい」とあいさつした。
パレードは山下公園前から伊勢佐木町までの約3・4キロ(一部は約1・4キロ)を行進。地元のマーチングバンドやダンスグループらが盛り上げたほか、民族衣装を着たウクライナからの避難民なども参加し、国旗を振りながら支援に感謝するなどしていた。
横須賀市の主婦、中田美智子さん(68)は「どのグループも華やかな工夫がされていて楽しかった」と話した。【園部仁史】
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