秋田県内の新型コロナウイルスとインフルエンザの患者数は、ともに前週より減少した。インフルエンザは約半年ぶりに警報・注意報がすべて解除された。

 4月22日から28日までの新型コロナウイルスの患者数は、県全体で1医療機関当たり6.42人で、前週から7%減少した。患者数の減少は4週連続。

 保健所別では、大仙が7.43人、横手が7人、由利本荘が6.17人と増加した。このほかは減少しているが、能代と北秋田は患者数が10人を超える高い水準が続いている。

 また、集団感染が相次いでいて、高齢者施設や医療機関、教育・保育施設など15カ所で確認された。県は、手洗いなど基本的な感染対策の徹底を呼びかけている。

 一方、インフルエンザの患者数は県全体で2.40人で、6週連続で減少した。2023年10月以来、約半年ぶりに警報・注意報がすべて解除された。

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