ことしに入り、“ビデオ通話”で相手を信じ込ませる特殊詐欺の手口が急増しています。
警察によると、4月、大阪府に住む50代女性のスマートフォンに、配送業者を名乗る女から「荷物の中に違法なものが入っていたので警察に届け出た」と電話がありました。
その後、岡山県警の警察官を名乗る男から、取り調べのためビデオ通話で身分証を見せるよう指示されたということです。
さらに電話で、「あなたの口座が犯罪に使用されている」と言われ、捜査のために口座のお金をまとめて送るよう指示されました。
ビデオ通話では男が制服姿で警察手帳を示してきたことなどから女性は信用し、夫とともに指定された口座に合わせて2670万円振り込んでしまいました。
大阪府内ではビデオ通話を使った詐欺の手口がことし3月末以降、相次いで5件発生しています。
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