愛媛県内の3つの市で5月1日までの2日間で特殊詐欺の予兆電話が5件確認され、警察は2日から1週間、今年で6回目の特殊詐欺被害アラートを出し注意を呼びかけています。
警察によりますと予兆電話は4月30日と5月1日の2日間、東温市で2件、今治市で2件(伯方署管内)、新居浜市で1件確認されました。
電話の相手は市役所や金融機関の職員を名乗り、全てのケースで保険金の払い戻しや還付金があるとウソを言っていました。電話を受けたのは全て60代の女性でした。
警察は2日から9日まで特殊詐欺被害アラートを発令。自治体や金融機関の職員がATMで保険料や年金などの払い戻しの手続きを依頼することはないとし、国際電話などの見慣れない番号は対応しないことなどを呼びかけています。
愛媛県内の今年の特殊詐欺の被害は4月末時点で38件確認され、去年の同じ期間の2倍。被害総額は約5400万円で3.6倍程になっています。
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