岩手県交通は4月、路線バス1台を車検の有効期限が切れたまま運行していたと発表しました。
2日間であわせて269人が乗車していました。
岩手県交通によりますと、都南営業所に配置されている路線バス1台が4月25日で車検が切れていたにも関わらず、気付かずに26日と27日の2日間運行していました。
路線バスは2日間で盛岡バスセンターから盛岡市立高校までの区間と、盛岡の中心市街地の循環バスとして運行し、あわせて269人が乗車したということです。
岩手県交通は点検計画書に基づいて車両の整備をしていますが、整備管理者がこのバスの点検予定を見落としたことが主な原因と説明しています。
岩手県交通では「関係者に心配をかけたことを心よりお詫びする」と陳謝し、今後は、車検が切れる3日前までに担当者に確認し、車検漏れが発生しないよう再発防止に取り組むとしています。
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