500人以上の犠牲者を出した能登半島地震から、1月1日で1年となりました。
石川県では、地震が発生した時間に合わせて追悼式が行われました。
2024年の元日の能登半島地震では、災害関連死も含め504人が死亡し、2人が行方不明となっているほか、その被災地を襲った9月の奥能登豪雨でも16人が死亡しました。
輪島市の日本航空学園の体育館で行われた追悼式には、遺族を始め、石破首相や岸田前首相が参列しました。
式典で石破首相は、「復旧・復興を可能な限り早く成し遂げることこそが、犠牲となった方々の御霊(みたま)に報いる道だ」などと述べました。
そして、穴水町で父親を亡くした小林由紀子さんが遺族を代表して挨拶しました。
遺族代表・小林由紀子さん:
父を亡くし、父が守り続けてきた大切な店を失った現実に、心が何度も折れそうになりました。そんな中で支えてくれたのは、地域の方からの温かい言葉でした。
この後、地震が発生した午後4時10分に合わせ、地震と豪雨の犠牲者に黙とうが捧げられました。
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