豊後水道を震源にした地震の発生から1日で2週間。震度6弱の揺れに襲われた愛南町では、観光地の「石垣の里」で復旧作業が続くGW中日、観光客の姿が見られました。

この地震で愛南町外泊地区の「石垣の里」は10カ所に渡って石垣が崩落。人的被害はなく4月20日から地元住民らの手で復旧作業が進められています。

愛南町外泊地区・吉田幸稔区長:
「今のところ『いしがき守ろう会』と友達関係、学生さんのボランティアなんかで半分位は復旧しとる状態です。は順調に修復が進んでいるかなとは思います」

石垣が積み上げられたのは台風などから家を守るため。江戸時代からの歴史も積み重なっています。一つ一つ石を積み直す手作業は半分の5カ所で修復が完了。GW中日でも美しい石垣の景観を見るため観光客が訪れていました。

栃木からの観光客:
「四国を一周している途中。この間の地震で崩れていないのがすごいなと思って」

松山から訪れた人:
「(地震のあと)どうなっているかなと思って確認しに来た。思ってたより被害が少なかったみたいで少しは安心しました」

岡山から訪れた人:
「私元々土木の仕事をしとったんですけど、こんだけよく(積んでいるのは)今の技術を持ってでもなかなか難しいんじゃないかと思う。すごい、すごいの一言」

吉田区長によりますと、完全復旧は5月末を目指しているということです。

地震活動は1週間ほどで落ち着いたものの、2日前も南予や高知で震度2以下の地震が1日に4回発生。1日午後3時時点で関連する地震が65回観測されているということです。

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