天皇陛下は1日、即位から5年を迎えられた。
活動が制限されたコロナ禍を経て、皇后さまと共に各地に足を運び交流を重ねられている。

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5年前の1日、陛下は上皇さまから皇位を受け継ぎ、126代の天皇に即位された。

直後にはアメリカのトランプ前大統領を国賓として迎え、天皇・皇后としての歩みが始まった。

陛下は、即位礼正殿の儀で、「国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としてのつとめを果たすことを誓います」と述べられた。

「即位礼正殿の儀」では、191の国と地域から代表者が参列し、即位を宣言された。

祝賀パレードで、約12万人から祝福を受け、天皇としての活動を本格的に始めようとした矢先、コロナ禍に見舞われた。

各地への訪問は中止となり、交流の機会が失われるなか、陛下は活動にオンラインを取り入れ、初めてビデオメッセージを寄せられた。

初のビデオメッセージの中で陛下は、「皆が互いに思いやりを持って助け合い、支え合いながら、進んで行くことを心から願っています」と述べられた。

2022年秋には、約3年ぶりに地方への訪問が再開し、即位後初めて太平洋戦争の激戦地、沖縄に足を運ばれた。

また、能登半島地震の被災地を2カ月連続で見舞い、被災者に寄り添う姿勢を示された。

象徴として「常に国民を思い、苦楽を共にする」という思いを大切に、皇后さまと共に様々な人たちと交流を重ねられている。
(「Live News days」5月1日放送より))

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