４月３０日午前、松江市の島根原子力発電所構内の放射線管理区域内で、仮設のブレーカーに焦げた跡が見つかりました。
中国電力は放射性物質の放出はなく環境への影響はないとしています。
焦げた跡が見つかったのは島根原発２号機のタービン建屋２階の部屋に設置された安全対策工事などに使う仮設のブレーカーで、３０日午前１１時ごろ、原発の作業員が箱の外装に縦約２５センチ、横約５センチの溶けた穴があるのを見つけその後、消防に通報しました。
消防が駆け付けた際、火や煙は出ておらず消火活動は行われなかったということです。
焼失面積は約５．７平方メートルでした。
この場所は放射線管理区域内ですが、中国電力によると放射性物質の放出や環境への影響はなく、けが人はいないということです。
消防が詳しい原因を調べています。
なお、中国電力から連絡を受けた島根県と松江市は安全協定に基づき午後５時半ごろ、立ち入り調査を実施し原因究明と再発防止を求めています。
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