SNSを通じた投資に関するやり取りでアナリストを名乗る人物などのウソの話を信じ込み、福岡県宮若市の会社役員の男性が1億円あまりをだまし取られていたことがわかり、警察はSNS型の投資詐欺事件として捜査しています。
直方警察署によりますと会社役員の男性(69)は10月ごろから、宮若市の自宅でインターネットに表示された広告サイトから証券会社のアナリストを名乗る人物のSNSグループに加入し、投資に関するやり取りを始めました。
そして、この人物から投資サイトにアカウントを開設するように指示され「未公開株を予想上場価格から割引された金額で購入できる」などと言われ、指定された口座に現金を振り込みました。
その後、投資の利益分を出金しようとしたところ、この人物や投資サイトのカスタマーサービスを名乗る人物から手数料や保証金などを要求され、12月20日までの間に22回にわたり、合計1億274万4681円をだまし取られたということです。
警察はSNS型投資詐欺事件として捜査するとともに、
▽SNS上でのお金の話は詐欺の可能性があります
▽面識のない人にお金を振り込んではいけません
と注意を呼びかけています。
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