NTT西日本の子会社で起きた顧客情報の流出事件で、情報を受け取った側にも刑事罰です。個人情報保護法違反の罪で、名簿業者に対して12月24日、罰金の略式命令が出されました。

津山簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けたのは東京の名簿会社です。また会社の経営者2人もそれぞれ罰金10万円の略式命令を受けました。

起訴状によりますと、業者は不正に持ち出された個人情報を提供されていたにもかかわらず国の調査に対して提供を受けていないと虚偽の報告をしたものです。

津山区検察庁から24日、略式起訴されたことを受け、命令が出されたもので、業者は合計40万円を即日納付したということです。

この事件を巡ってはNTTから約930万人分の情報を持ち出し業者に売却した元派遣社員が、懲役3年、執行猶予4年の判決を受けていました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。