川崎市で今月開かれた全国の中高生が料理の腕を競う第12回ジュニア料理選手権(主催・オレンジページ、味の素)で、団体部門中学生の部で石垣中のチーム「はいさい☆島んちゅバレー部」が、同部門高校生の部で首里高の「クッキング部」が、準グランプリにそれぞれ輝いた。

 石垣中は大立鈴夏さん、漢那愛華さん、奥平清笑さん、米盛和琉さんの4人。「島の恵みでつくる グルクン握り飯定食」で挑戦した。

 ご飯は、石垣島産グルクンで取っただしで炊き、味の深みを出した。揚げたグルクンとピパーチの葉を刻んで加えることで、食感も楽しめるようにした。

 首里高は大地明花さん、喜納梨々香さんの2人で「県産食材たっぷり うちな~タコス!」を考案した。タコス生地にはゴーヤーを練り込み、栄養バランスにも配慮。県産豚肉やウコンも使い、沖縄らしく仕上げた。

 選手権は中高生の両部門に1万6558組の応募があり、1日に川崎市の味の素グループうま味体験館で最終調理審査が行われた。

(写図説明)準グランプリを受賞した首里高クッキング部の大地明花さん(左)と喜納梨々香さん(提供)

(写図説明)首里高クッキング部の「県産食材たっぷり うちな~タコス!」(提供)

(写図説明)準グランプリを受賞した石垣中の「はいさい☆島んちゅバレー部」のメンバー(提供)

(写図説明)石垣中チームの作品「島の恵みでつくる グルクン握り飯定食」(提供)

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